京都

君島さんは何も知らないし悪くもなんともないんだけど(だから書くんだけど)

君島さんが立ち位置で寝っ転がった時、頭が止まるというか息が止まるというか血が止まって逆流して沸騰するみたいに そんな感じになって

だめやめてその人はだめ連れていかないでやめてだめ って

開演前、会館と同じ建物にある休憩スペースのようなところに、書店の陳列コーナーみたいなところがあって、それを眺めていたらほんやら洞という字が目に入って

わたしはなんで今こんなところでこんな本を目にしているのかと

ここに来る前に桜が咲いているのも見ていて

京都好きって言ってたよねって

どうしてもなにもないんだけど、

だから、

この人にそんなことしないでって連れていかないでって

そう思ったんだ