2025-01-09 恵比寿(映画「ヒプノシス レコードジャケットの美学」試写会 at YEBISU GARDEN CINEMA)
12月の梅井ちゃんの演奏会の時、会場にintoxicate(タワーレコードの無料配布誌)が置いてあって、あーこれ今も出てるのかー息長いなーと思いつつもらってきたのを読んでたら試写会ご招待のお知らせがあったので応募したら当選したので行ってきた(懸賞はマメに応募するとよく当たるというけどなんでもいいわけじゃなく、おっ、と思ったタイミングな気がする。どうでもいいか)。恵比寿ガーデンシネマ初めてで入り口を探しておろおろしてしまった。仕事終わりで19時スタートなのなかなか攻めてるな(そこで攻めてどうする)。
ヒプノシスと言ったら松任谷由実の「昨晩お会いしましょう」が出た時、あの世界的アート集団ヒプノシスがレコードジャケットを手掛けた!とかめちゃめちゃアピールされてたけどさっぱりわかんなくて、ものを見た時も、へーこれがおしゃれかー、くらいにしか思ってなくて、でもこのアルバムはめちゃめちゃ聞いた。それはもうめちゃめちゃ聞いた。関係ないけど、アルバム収録曲って10曲くらいがちょうどいいと思うんだよ、多くて12とか。最近のアルバム曲多い。まだあんのかって思う。歌ものかどうかにもよるけれど。閑話休題。
映画面白かったあー、天才とか才能という言葉はあまり好きではないけれどそう言うしかないわーみたいな人って時々出てくるんだよな、で、往々にして社会的にはろくでもないんだそういう人は。映画で語られるのはその典型みたいな人だった、そういう人があの、数々の、なんだこりゃ、という作品を創り出してきたと。ドラッグ、アイデア、ドラッグ、アイデア、みたいな感じの1970年代のイギリスの空気、そこに集う若者たちの才気あふれる無軌道さが世界を熱狂させていく様は50年前のおとぎ話みたいだ。ヤバ気なとんでもない人と特別とんでもない人が組んで仕事して、ヤバ気な人がヤバ気なまま年を取っていって気がつくと特別とんでもない人が去っている。天才が天才でいるには天才でない人の存在が必要なんだよな、生命パラメータ全振りみたいな、凡そ生きるのに必要なスキルが精神面含めて全部ある点に集中している、そういうタイプの人には側で支える人がいないと。もっとも、能力や年齢に関係なく謙虚であることは必要なことだろうと思うけれど。そんな、人間の生き方について考えたくなった。




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