2025-03-15 映画「『ミュージック・フォー・ブラック・ビジョン』ージャズが生まれる瞬間ー」

映画『ミュージック・フォー・ブラック・ビジョン』ージャズが生まれる瞬間ー

これも、ヒプノシスと同じく、梅井ちゃんのソロコンサートの時に貰ったintoxicateに載っていて見たいなーと思っていて。2月28日公開で早めに行くつもりが感染の余波でばたばたしたり急に小樽行っちゃったりしたのでなかなか行けずにいたら都内でも終映になるところが出てきてあちゃーとなって、まだ見られるアップリンク吉祥寺へ。

桜開花予想(東京は3月22日)
めっちゃ乱高下する気温
乱高下し放題の気温

どんより曇り空の下吉祥寺へ、晴れてなくても花粉症の症状なのか自律神経がアレなのか目とか鼻とか頭部を中心にとにかくうっすらぼんやりしている。試される人類。いや俺はけものだったな。アップリンク吉祥寺、前にも来たことあるはずなんだけどこんなだったっけ、当日券は現金精算のみしかも新札は使えないので窓口で両替。ふえー。事前にチケット買っときゃいいんだが会員登録が面倒なのと体調がどうなるか不安だったので座席の埋まり具合を見つつこれなら直接行ってよかろうと判断してのこと、だったけど肝心の購入システムを把握してなかったな。詰めが甘い。が、買えたのでよし。

小さめの劇場よき

これ、とってもよかったな……ひたすら音楽のことだけを映していて要らん言葉が何にもなくて。殆ど事前情報を見ずに行ったのだけど、

プロデューサー・ディレクター

ヨルゲン・レス

デンマークの詩人、映画監督。

実験的ドキュメンタリー映画の第一人者。

https://www.musicforblackpigeons.com

ああ、詩人の人なのか……登場人物である演奏家たちに無地の背景をバックにして個々にインタビューするパートがあるのだけど、ある人が音楽表現について聞かれて絶句するシーンとか、場面が進むにつれ時間も流れて(この映画は14年間の撮影の記録)序盤で登場した人たちが in memory of という言葉とともに映し出されその人たちとの音楽の記憶を語ろうとする人が言葉に詰まり気持ちが溢れそうだと言ってそれ以上話すことを止めるシーン、そういった、感覚や感情が言葉にはならないところが印象的で、記録された音楽はどれもとても真摯でただ音楽が音楽としてある、そういう映像を撮ったのが詩人であること、詩人が撮った映像、言葉でなくていい、詩は言葉ではないということがここでも思い起こされて、そういう時間と空間に触れられる、触れられたことがよかった。ただ、どうしてもこの時期は花粉がずびずばだしこのところの気温の乱高下にもやられてしまっているしで自分の体調も周囲のお客さんも万全ではない状態だったみたいなので、花粉が落ち着いた5月あたり、梅雨前にでも極音上映やってくれないだろうか、鼻の詰まってない耳でもう一度聞きたいよ。

外に出るとハトのみなさんが
君は黒いけどピジョンではないわな
君はピジョンだけど黒くはないわな
君らも音楽聞いとったんかい
これは近所のソメイヨシノ
ソメソメヨシヨシ
春だなー