劇場版 ポールプリンセス!!
11月の公開時から気にはなっていたもののタイミングが合わず、機会があればそのうち……と思っていたら新宿バルト9での上映延長がついに21日で終了というので、吉増さんのイベント終わりに間に合いそうだったので駆け込みで行ってきた。
良かったなー。YouTubeではプロローグしか見てなくて、ついていけるかな?と思ったけど何の問題もなかった。
上映後は場内から拍手が。これは応援上映に行きたくなるやつじゃないか。ドラマパートはびっくりするほどど直球のまっすぐ青春ストーリー、そこからのライブシーン(ポールダンスパート)はモーションキャプチャーによるCGアニメーションなんだけどこれが圧巻で。歌(各キャラクターによるオリジナルソング)、ダンス、衣装、演出、どれもがとてもよくて、劇場の音響と大スクリーンで見られてよかったなあ……。実際のポールダンスは露出の少ない衣装だけれどこれは肌が出ていないとポールと密着するのが難しいからだよな。アニメではキャラクターと演目に合わせたデザインの衣装がダイナミックな動きと相まって、リアルなのにファンタジックな独特な世界になってる。ドラマパートのあれこれがあるから、頑張れ!って感じでまさに観客としてステージを見てる。カメラワークもとてもいいよね、ここ!というところを全部押さえてる。当たり前か。こういう当たり前が大事だしありがたいのよ、変に狙ったり外したりしないまっとうな撮り方。だからストレスがないのか……。ストレスがないのはストーリーもそうで、サブキャラとか横道に逸れた話がひとつもない。男のおの字も出てこない(今期アニメでは「魔法少女にあこがれて」もそうだよな)。人前で踊るのが恥ずかしいとかそういう話は一切なくて、過去の失敗や自分との葛藤、それに向き合い乗り越えて行こうとする、仲間たちと共に。そういうオーソドックスで王道の主軸があってこそ、あのダンスシーンが邪念なく見られるのかもな……。そんなわけで思いがけずとてもよかった。
余談。ヒナノがずっとジェスに見えていました。けなげかわいい。
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