20230513香川観音寺
事前
- 6:00友達にモーニングコール(寝過ごして飛行機に乗り遅れたことのある人)
- 京急が寒い寒い寒い(外はやや暑め)
- 羽田空港には文学フリマついでにちょいちょい来てたけど飛行機乗るのが本当に久しぶりで色々まごつく。なんでもスマホでできるんだなあ
- 自動運転カートって何ー!面白いので乗ってみる
自動運転カートは予約不要で無料。普通に歩くより少しゆっくりぐらいの速度で動く。足腰達者な人なら自分で歩いた方が手っ取り早いだろうけれど荷物が重いときなんか便利だと思うなあ。後ろに荷物が置けるようになってる。
実際乗ってみて思ったのは、ヤバい人って本当にヤバいんだなということ。カートには専用レーンなどないので他の人たちと同じように空いているところを進んでいくのだけど、あわやぶつかるんじゃというぎりぎりのところを攻めてくる人が結構いて、その都度カートが急停車する。道幅に余裕あるのに、反対側からくる人もないのに、わざわざ狭い隙間から追い越してきたりして。どうかと思うよなあ。カート同士がすれ違う場面もあったんだけど、バスがすれ違うときみたいにライトをぱぱっとかやらないのね。ちょっと期待した。そもそもライトはないのか。
出発も到着も少し遅れたけれど無事に高松空港に到着。事前に調べたところでは行きも帰りもリムジンバスはヤドンバスのはずだったのが乗り場のどこにもヤドンが見当たらない。五月雨の中、きょろきょろしていると運転手さんに声をかけられ、目の前にいる普通のバスが目的の便だと知らされる。わたしのヤドン……。失意の中、丸亀に着いてホテルにチェックインして観音寺に向かう。予讃線にけっこう外国人が乗っていて意外に思ったけどお遍路さんなんだなあ。
観音寺駅から少し歩くとすぐに会場、なんだけど周りがめっちゃ民家。民家越しのツアトラ、なかなかない。
ホールで友達と合流。物販の不手際話など聞きつつ腹ごしらえ、スパゲッティがもちもちしてるなあと思ったらうどん用の小麦粉を使っているとのこと。さすがうどん県。その後、友達が偶然見つけたというヤドンのマンホールを確かめに駅前に戻る。ヤドンー!
なにこれかっわいい!事前に何も調べていなかったのでびっくりしたんだけど、香川県ってめちゃくちゃヤドンに乗っかっているのね。なんでこんなことになっているのかはともかく、楽しいのはいいことじゃないか。ヤドンバスに乗れなかった悲しみがこれで完全に癒される。ミッション達成。あれ?何しに来たんだっけ。
事後
- あっちゃんその衣装なに
- 赤いジャケットに白い飾りフリルの襟と袖、脱いだら黒レースのワンピにボトムはエナメル三点セット。久々にきたぞ足し算あつしさん
- セットリスト変わらないすごい
- カンパネラの背景がカーネーションに。「明日は母の日ということでスタッフのアイディアで」とか。あらー
- ヒズミちゃんの自己紹介終わる前にイントロ入った、これなら要らん掛け声や笑い声も入らないか
- メンバー紹介なかったね、アニイのドラムソロはあり
- 座席がゆったりで前後も余裕があるのでいい感じ。木目調の場内も雰囲気が柔らかくていいなあ
- 今井さん、やたらぴょんこぴょんこしてると思ったら高足靴じゃなかったそうで。安全安心。よかったよかった
- 深淵を覗くとき横ピースされるとどうも調子狂う
- 野良猫ブルーの締めににゃおんって鳴かれるのも調子狂う
- 前日にマスクの着用は任意との告知が突然あってどうなるかと思ったけどほぼほぼマスクだった声はぎゃんぎゃん出てた
- 「お行儀よくマスクしてるんだからもっと声出してもいいんじゃなあい」的な事を言われて若干思うことがないわけではなかったがまあ
- クライマックスだったか、録画用のカメラを手に取ってカメラマンになるあっちゃん、進研ゼミでやったところだ!な気分になりました(参考:劇場版バクチク現象)
- 紙のアンケート復活、終演後めいめいにいろんな場所でいろんな筆記具でいろんな形で一生懸命に書いているのを見て、ああ、って思った。筆圧や筆致から伝わるものってあるんじゃないかと思う
終演後、観音寺駅に向かうと行先電光掲示板に「BUCK-TICKライブはいかがでしたか」と流れていて、わあああと盛り上がってしまう。「またのお越しをお待ちしております」とも。ライブあったらまた来ます。いや、ヤドン巡りに来てもいいな。銘菓観音寺もおいしかったし。きゃーきゃーしながら丸亀に戻り夜の町へ……いやー静かだな。静かな雨の夜。さっとうどん食べた後、一杯やるべくうろつくといい感じのお店があったのでふらっと入ってみるとこれが実にいいお店で酒が進む進む。明るくて人がいっぱいいるのはいいお店。
お互い、自分のご贔屓メンバーばっかり見てるので、あそこがこうここがこうという話をしてもなかなかかみ合わないのが面白い。教えられて初めて「へー!」と気づくことばかりで、視点の多様性って大事よねと思う。こんなことを思うのも、よいコンサートがあってこそよなあ……あなたたちのおかげでだいぶ人生楽しいよ。わかってんのかあ(よっぱらい)。
翌朝はゆっくりチェックアウトして少し市内を散歩、まずは丸亀のポケふたチェック。いたいた。
軽く朝食を食べられるところを探して駅周辺を少し歩いたけれど、アーケードの商店街は軒並みシャッターが下りていて、それが日曜の午前だからなのか元々こうなのかはわからない。でも、地方の状況って、自分が遠征し出した25年くらい前と変わっていないどころかもっと厳しくなっているような。昔ながらの喫茶店に郷愁を感じたりする一方で、なんでも揃っていて夜も開いている駅ビルやコンビニを頼りにしている、そんな身勝手な暮らしぶりの東京住みの自分にどうこう言えたことではないのだけど。なんて、遠征のたびにそういうことを考えてしまうよな。自分が若くはないからこそ。
とか言ってるうちにバスの時間。バス乗り場には「ヤドンのバス運行中!」の幟。ひゃあああ。
でもなー、行きは普通のバスだったから今度もあまり期待しないようにしておくよ、と言いつつバスを待っていたら。あああああ。
思わず荷物をほっぽって飛び出してしまい友達に笑われる始末。だってヤドンなんだよ?ここから倉敷に向かう友達との別れもそこそこにひゃーひゃー言いながらヤドンに乗り込むひどいわたし。
ヤドンに包まれている……。マジで至福の時。途中の停留所で人が乗ってくるまで自分しかいなくて貸し切り状態だったもん。わたしとヤドン。ヤドンとわたし。来てよかった……何しに来たんだっけ。
ほんとに何しに行ったんだかわからないくらいヤドンな旅でした。香川がここまでヤドンだったとは。終わりよければすべてヤドン。ヤドンヤドン。楽しいことはいいことやあん。
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