2024-04-20 TOKYO春爛漫 君島大空@有楽町I’M A SHOW

なんというかな、音の魚が跳ねて飛んで星座になったようだった、音楽の原液をどっぷどっぷ注がれて

https://taittsuu.com/users/marupasan/status/26902083

“弾き語りによるワンマン公演”とだけで、どういうふうになるのか何もわからずふらっとチケットとったんだけど

ここんとこ天候もめちゃくちゃだし世界もざわついてるし当日の予想最高気温は26度だしでかなりぐったり状態だったんだけれども

また新しいホールができたのかと思ったら、ここ、丸の内ルーブルだったところなのか……ところどころ不思議にゴージャスな設えで(素敵な会場ですねと君島さんが言ったとき横須賀の時のことを思い出したな)。土曜の夜に有楽町で音楽を聞くなんて、自分の身の丈には合わないけど待ち合わせだけしたいとか、そんなMCも挟みつつ。

客入れ時に既に暗くて、ステージの写真を撮る人がちょいちょいいて、撮影okなんだっけ?と思って手元のチケット見ようとしたけど読みにくいくらいの。開演時はゆっくり照明が落ちてステージ上に仄かな明かりが灯って。

未だに曲のタイトルも歌詞もろくすっぽ覚えられないのだけれど、

https://www.threads.net/@ohzora_kimishima/post/C5_SfUIR_-e

ボタンひとつで世界がおわっちゃうよみたいなフレーズは春のintro1と2だったのかな。アンコールは19℃と都合の間にもう1曲あったけどあれはフルじゃなかったのかな。

CRAZYで涙出てきちゃって凄かったんだけど暗いしいいからこのまま泣いちゃえって思ってだーだー泣いてた。凄まじい何かがあって……猛烈にピュアなやつ。繊細でピュアで凄まじい。その後も割と泣きながら聞いてた。

演出・照明もよかったんだよな、床に窓みたいに影が映ったりして絵画みたいに見えたり。ステージ床に落ちる照明好きだなあ。後ろの方からでも見えたかしら。

楽器一本ではあるけれどもボーカルのエフェクトとかバックトラックとか足元のスイッチで多分コントロールしていて、有楽町で雪駄だね……と思いながら見てた。EIGHT-JAMの時もそうだったか。ギターはジャジーだったりプリミティブだったり、弦の上で指が踊って音が跳ねて飛んで飛び散って舞って溶けて消えていくのをただただ聞いていた、東京で一人でやることはあまりないと言っていたので貴重な機会だったんだな……ドリンクのメラミンカップが大きくて氷が少な目だったからジントニックがあっという間にぬるくなってそれもまた春、な感じがした。せっかくだから有楽町で身の丈に合わないお酒でも飲んで帰ってくださいって言われたけど、大人しく交通会館で北海道のソフトクリーム食べて帰った。春だったな。