2024-10-09 立川(ONE PIECE ONLY展)

よだれ出るかと思った

「ONE PIECE ONLY」展 PLAY! MUSEUM

写真家の本城直季さんの作品が好きで情報をチェックしていたら、あのマンガのONE PIECEの展覧会に本城さんの撮り下ろしが展示され図録がもらえるとかいう。ONE PIECEは初めの方を読んだあともう何年も触れていないのだけれど、本城さんの写真見たさが勝った。場所は立川、GREEN SPRINGSってあそこか、ステージガーデン……。

立川駅のメルヘンのイートイン、カツサンドにオニオンスープでもおやつつけてくれた
立川市キャラクター「くるりん」
街路樹にイルミネーションの準備ぽかった
看板
入り口 中に入るまで時間がかかる
この先は撮影不可

凄かった……マンガの展示ってどうなんだろうなー事前に色々公開されてはいたけどまあ色々貼ったり置いたりしてあるのかなーくらいの認識で行ったら、とんでもなかった。ONE PIECEというマンガがどうやって書かれてどうやって週刊少年ジャンプに載りどうやってコミックスになりどうやって読者の元に届けられるか。その過程に関わる会社の社屋、作業工程、生産物、機械、あらゆるものが強烈な解像度で提示されてる、文字通り食い入るように見てしまう。機械とか工事現場とか大好きだからさ、輪転機とか写植サンプルとかほんとにもう。ぐるり巡らした壁にはONE PIECE各話がコピーされ一ページずつ貼り付けられていてその凄まじい手作業量にくらくらする。イカレてる。手漉き和紙に印刷されたカラーイラスト。完全アナログ原稿から版下が作られ写植が打たれジャンプのあの紙に印刷され製本されて出荷される、猛烈に人の手で作られているマンガ、その工程。にしても、仕事場やネームのクローズアップはわかるけど各社屋の空撮を本城さんに撮らせようと思った人凄いな。いい意味でイカレてる。でもあれがあるからこその展示だ、人がいて物を作る、その輪郭をミクロにマクロにこれでもかと追って切り取って提示して見せる、その執念に気圧されない写真だ。出荷までの映像インスタレーションも凄かった、一日中あそこにいてあれを見ていたい。期間中に展示替えもあるようだ、できたらまた行きたい。

出口にある撮影スポット。この麦わら帽子を被って記念写真を撮っていいらしい
雨上がり
雨上がり
雨上がり
図録奥付
HMV立川にいた岡村ちゃん看板
オリオン書房で平積みになってる三峯さん