2025-05-09 下北沢(西田修大 Solo Live Set 承 Shuta vs DragonNinja at THREE)

かーーーーーー
深い木立のようなソロから始まって広大なランドスケープ、かと思うと次の景では花が舞い散るようで、次が確かお歌のパートではわわーとなって少しMC、で、ミラーボール回ったーと思ったらいつの間にかDragonNinjaになっててすっごい音ーーーードラムの方は同期で一番昔から知ってる、コントラバスの方は一番たくさんライブに行ってたって、いやもうすっごい音ーーーーばっすんばっすんくる。かっこよ。語彙なんかあってたまるかとにかくかっこいいんだ。
THREEのフロアって渋谷クアトロばりの柱はあるわ前方エリアと後方エリアの間に湾曲した腰高窓みたいな壁はあるわで独特な造りだけれど今日はせっかくなので前方エリアのちょっと空いてるところにすぽっと入る感じで陣取ったらステージはまったく見えず楽器がどんな配置なのかもさっぱりわからない、果たして開演してみたら椅子に腰かけた西田さんが下手にいてその耳だけ見える感じ、前の人の動き加減で顔やネックがたまにちょっと見える。なので手元はまったく見えないんだけどここはもうそういうもんだと思って音を楽しませてもらうよの気持ち。目を閉じて聞きたくなる音だったし……でも照明もよかったな、ライトの数ってそんなに多くなくてもこんなに表情出るんだなあって。曲の奥行きととても合ってる感じで。
物販紹介、ミュータントタートルズが好きだから、いや大好きってわけではない、そのイメージでたくさんデザインしてもらって選べないからTシャツ2種類、で、ステッカー。俺の、と言いかけて、言いあぐね、なんていうか……長い時間かけて思いなのか考えなのか巡らしている、結局「パートナー」と言ってはいたけどあんまりしっくりきてなかった感じかな、君島大空がデザインしてくれましたと。言語化できないんだあ……言葉でいうような間柄じゃないんですね、なんだもうそれ、聞いてるこっちがあーーーってなる。君島さんもさ、石若さんのことは「石若さん」とか「駿さん」ていうのに西田さんに関してはずっと「修大」「西田」「しゅーためん」て感じで近さが違うんだよなあ、新井先生のことも「和輝さん」なんだもん。やー。でも合奏形態のMCでならもっと軽く済ませてもいいようなところ、物販の紹介でそれなのが、ソロライブなんだなあって思いました、なんであれ自分の言葉でちゃんと言う。自分のライブの自分のMCという責任感というか覚悟というか。ちゃらけて「わかるでしょ」とか言わないところが。逆にかっこいい。逆とは。
にしても西田さんソロ聞いてしみじみ合奏形態の凶暴さが浮き彫りになったよな……なんだあれ、シナジーとかケミストリーとか相乗効果とか言うじゃないですか、合奏形態は確実に君島さんが着火剤なんだよな、いや肉体か、そりゃ”君島大空合奏形態”なのだからそれはそうなんだけど。ソロで出る音もスタイルもそのままそのものなんだけど合奏形態だとなんか、燃え方が違う、みたいな。骨肉レベルでやってるみたいな。やべえやつ。
西田さんソロは起承転結のうち承まで来たわけで(起には行けてない)、転は9月にはやりたいけどまだ考えてる、で、結はもう決まってると。12月29日に渋谷O-NESTでDragonNinjaと君島大空トリオとやるって。わーーーーー。「君島大空トリオ強い」ですよね。でしょうね。どうなるんです。すっごい楽しみ……そう、楽しみだ。12月29日が。楽しみだよ。楽しみです。
余談。こないだ来た時もフロアの後方というか壁側勢が元気でやいやい言ってたけれど今日もそうだった。一曲ごとにいえーい!うえーい!ってめっちゃ景気いい歓声つーか掛け声つーか。こういう感じいいですよね、楽しくなっちゃう。お仲間だったのかな。音楽仲間かーいいなー。終演後は西田さんご本人も物販にいらして大変な列になっててみなさんもう一杯飲みながら並んでて。こういうとこもいい感じ。感じがいいっていいですよね。いい感じ……

aldo van eyckのツアーポスター撮っちゃった
隣のBASEMENTBARまだやってたけど帰ってきた
曰く言い難い関係の君島大空さんデザインのステッカー二種類