20230423宇都宮
事前
八王子終演後、友達と、いやー凄かったねえーとかひとしきりはしゃいで落ち着いてしばしの沈黙ののち、
「……宇都宮のチケット持ってる？」「ううん」「あるよ売ってるよ買えるよ」「えっ」「なんとかなるなんとかなる」「ええー……うん」「オッケー2枚ね」
というわけで宇都宮。あー久しぶりだこういうの。
せっかく宇都宮だから何か名物でもということで少し早めについてお店を物色。あちゃこちゃ行ってるわりにはいつも時間ぎりぎりに着いたりグッズに並んだりするのであまりご当地物を味わう機会がなかったのだけれど、今回は2本目だし気持ちに余裕があるので。餃子食べてお土産買って餃子像見ていちごソフト食べて、めっちゃ満喫。天気もいいし地震も起きないし、こんなんでいいんだろうかと思ってしまう。路線バスに乗って通りを行くと、いつもやってた総合文化センターの前を通る。はて、今日はここでは一体誰が、と思って調べるとゆかりんではないの。
2023/04/23(日) 田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2023*with me?* ｜ 栃木県総合文化センター
みんなツアーやってるんだなあ……みんな嬉しいよなあ……。
会場へは宇都宮駅からバスで15分くらい、街中から徐々に狭い道に入っていくと、こないだ行った藤岡を思い出す。で、もうすぐ会場に、着く、というところで窓の外にツアトラが。うわああああ。八王子では見られなかったのもあって猛烈に滾る。ラッピングを施したのが一台と、その横に青と赤のトラックも並んでいて、黒赤青で存在感がすごい。ツアースケジュールも記されているけど八王子・長野・高崎にはsoldoutの表示。こういうことまでするのかあ……今後売り切れたら追加でペイントしてもらえるんだろうか。
グッズはやはりユータ本が早々に売り切れ、次いでヒデの傘。他は最後までアナウンスがなかったからどれも相当潤沢に持ってきてるのか。去年の立川のクッションカバーの件があったから初日の八王子も戦々恐々としてたけど。あの時の、クッションカバーS売り切れですと言われた時のえええええという声は忘れない。自分も言ってたけど。何枚あったんだよ。閑話休題。
四日前にとったチケットは2階席で、ひょっとして左右の端や後方ブロックは布がかけられてるんじゃないかとか3階なんて人を入れてないんじゃないかと思って見に行ったけどあにはからんや、どっちもしっかり後ろまで人いるじゃーん。盛況盛況。よかったあ。
事後
- なん、だと……
- 自分も友達も八王子ではそれぞれ端っこの席だったので「今度はセンターから全体見たいよねー」なんて言ってたのにそこそこセンターだったのに駄目だった、いや無理。ひとたびあっちゃん見ようものならそこから目が離れなくなる、それでいいと思える、これは無理
- エナメル短パンエナメルニーハイエナメルショートブーツ……エナメルとエナメルの絶対領域……この人本気だ
- 今日もメイクが薄いありがとう
- 初めの方のMC、＜みなさん控えめな声援ありがとう＞いやいやいやいや、やんやの大歓声浴びてからのこれ。もはや場内大声大会。そんなに欲しいか嬉しいか……こっちも嬉しいけど！
- ワルキューレ、ラスト前、ほんとに終わり間際でだだだっとステージ奥から戻ってきてマイクスタンドでぐさーのポーズで締め。どうしてもやりたかったんだなあ……凄い早さだったなあ……
- 拡声器持ち出してのThe Falling Down、ヒデの椅子に腰おろして脚がっと開いてーーーーー、防振双眼鏡の人曰く「内側の窪みが見えた途端に頭がパーンと」そりゃそうだろうよおおおお
- ブギウギ前、それはそれは懇切丁寧な楽曲解説をなさる……真面目か……一生懸命か！
- この衣装だとアレな気分になるんだろうか、八王子は男だったけど今日はかわいかった、かわいかった
- 無限ループ、八王子は時を止めてたけど今日は止まってなかった
- イカロスはライブで聞くと印象が変わる、とても鮮烈な明るさとかなしさがまっすぐぎゅーっとくる感じでとても好きだ
- アンコールはアニイのドラムソロから。こういうのもいいなあ。たてがみがふさふさ揺れてきれいなんだなあ
- ひとくさりMCがあってからの闇、なんだけどMCに被るくらいの勢いで大きな声でタイトル叫ぶ人の声、びっくりした……そして終盤で歌をトチるあっちゃん、演奏もあれって感じになってそれでも中断はせず。あっちゃんがヒデの肩に「く－っ」みたいに反省ポーズみたいにして手を、それから今井さんの方にも同じように「くーっ」。こんなこともあります、とか、今日はこういうバージョンで、とか、俺は悪くない、とか、あとで叱っておきます、とか。誰が誰をですか。さては櫻井Pですかあなた。こんなふうにできる日がくるなんてなあ……昔の、ちゃんと歌えなくて悔しくて悔しくてその気持ちを全部外にぶつけてた日を思い出す。こんな日がくるなんて
- ヒズミ、＜わたしの名前はヒズミ、ヒズミって言います＞からの＜よろしくお願いします＞が消え入りそうな声で、ああこの人はこれからどんな酷い目に遭うんだろう、と思ったところで会場から明確な笑い声。これを可笑しいと思う人がいるからヒズミが生まれたんだなあと思ってしまう、そういう空間……凄かった。この時、「構うな！ほっといてちょうだい」のくだりで「かまうな」はおじいさん、「ほっといてちょうだい」はおばあさんになってて、ああそういう光景なんだなと初めてわかりました、ヒズミさんはおじいさんからもおばあさんからも忌避されてるのね、汚らしいものを見るみたいな眼つきで。笑われて。疎まれて。最後の電車が、、、、、、
- アニイからのメンバー紹介、さっき慰めてくれたユータ（ヨシヨシしてくれてた）、怒ってたヒデ（濡れ衣）、天使のような微笑みで迎えてくれた今井さん？そうだったの？あっちゃんしか目に入ってなかったことに今頃気付く。からの、名も無きわたし、って、ああ……
- 結果、自分も友達もほぼほぼあっちゃんしか見てなかったんだけど「これはしょうがない。仕方ない」ということで意見が一致しました。しょうがない。仕方ない
- ホールの外に出たら細い細い月と金星がとても綺麗だった。来てよかったな……
- やっぱりライブの後って携帯でぺちぺち打つのではなくて手で紙にがあーーーっと書きたいんですよ、文脈とか合ってるかとかどうでもよくて、うおおおおおって気持ちをそのままうおおおおおおって書きたい。ので、ハガキを持っていくことにしました。現地調達もいいよね。観光絵はがきって最近なかなか見ないけど。そんでわああああああって書いて切手貼って出せばいいんだ。グッズでポストカードあればいいのにな。ペンも一緒に。逆さにすると服が脱げるボールペンあったじゃないですか、あれのニーハイのやつ作りませんか社長。そうして下さい。