谷川さん

2025年8月31日

現代詩手帖2025年9月号 トリビュート谷川俊太郎

谷川さんは多分二回見たことがある、一回は雑誌「鳩よ!」が企画した詩のコンサートというイベントで、確か青山のスパイラルホールで、中に入ると枯れ葉が敷き詰めてあって(10月か11月あたりだった気がする、検索してみたところ昭和63年?)所々にスツール的な腰かけが置いてあってそれに座っても枯れ葉の上にいてもいいというスタイルで、うわーと思ってると会場の中を物凄い笑顔で歩きまわっている蜷川幸雄がいたりして(イベントの監督だった)、その時初めて見た田村隆一が物凄くかっこよくてびっくりして、多分それに谷川さんも出ていたような気がする。もう一回はやっぱり青山のどこかでワインを飲みながら話をするみたいな小さなイベントで、出演は谷川さんと確か正津勉ではなかったか、そんなに人数はいないのにグラスにワインを注いで参加者に配るというだけの段取りに主催の人が物凄く手間取っていて、それを谷川さんは手伝うでも指図するでもなくただほほーんとしていた、その表情を覚えている。

この、現代詩手帖の谷川さん特集号に吉増さんも寄稿するのではなかったか、聞き違いか。それでも、そんな号の表紙と扉写真が濵本奏さんなのが、なんだかとてもいいことのように感じて、通販で買ったら紐で括られた跡とか角が潰れていたりとかするやつが届いて、これはこれで、と思った。

夏が終る – 矢野顕子(作詞:谷川俊太郎、作曲:小室等