プロ
連邦の吉野さんのツイートでとあるカレー屋さんの閉店・廃業を知る。
コロナの後遺症の嗅覚障害によるもの、と。
ごまかしながら、店の従業員に助けてもらいながら固定のレシピでこの2年やってきましたが、カレーが好きでお店まで開いた私の気持ちとしてこの状況はつらいものがありますし、社長自身がわからないものを売るのはどうかとも思います。またメニューの改善もできないこの状況では早晩うまくいかなくなるのは目に見えています。従業員や関係して下さる方々の事も考え十分に余力のある今のうちに閉めることに決めました。
https://currykusa.com/archives/4574
好きで始めたことができなくなる、先のことを認識し判断する、その上で、閉めることをイベントにせず馴染みのお客さんには来てもらえるようにとの配慮。プロとしての誠意と仁義だと思う。自分に自信があるのではなくて、自信をもって出せるものを提供したいという姿勢があるからこその決断なんだろうなと勝手に想像してはその心中いかばかりかと。そして、生き方というものについて考えてしまった。誤魔化さず、甘えず、誠意をもって。そういう姿勢の核になるものを持てるだろうか。これからの生き方。
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