2025-03-23

「まったく何やってるちゅん」

ただいまくらい言わせてよう

\オカエリ!/

「ひと月のうちに北から南までよく行きますよ」

やるっていうからさあ

「そもそも何しに行ったちゅんテレビ見にちゅんか」

いや、ライブの日に放送が重なったの

「よりにもよってですよね」

「お彼岸だってのに遊び歩いてたいしたもんちゅん」

ほら、うちのルーツのひとつが福岡でしょ、御殿医だったのが殿様の奥方との不義密通の咎で蝦夷送りになった道中に病人を助けたのが縁で留まるよう請われてそこで医者開業したご先祖さま、その話を彬光が書いたのを見つけた福岡側のご子孫さんが『これうちに伝わる話じゃん!』ってなって手を出した方と出された方とが繋がったっていう、そういうとこなのよ福岡

「何度聞いてもアレな話です」

「お墓参りにでも行ってきたちゅんか」

それも考えたんだけどなかなか行くのがハードめな場所でねー気持ちだけね気持ちだけ

「……で?」

いちおう福岡という土地にいるということでいいことにしてもらおうって寸法ようちは生きてる人優先でいくことにしてるから

「えー」

ほぼほぼ誕プレってことでね!

「そういえば演者さんと同じなんでしたよね」

そうなんだよーーびっくりだよねーーへへーー

「お祝いコーナーとかあったんですか」

いや一切なし、だけどもうほんとなんていうかもうほんともう

「はいはい」

からのテレビリアタイでガチで歓喜の実践でしたがな

「おめでたくて何よりちゅん」

「いい思い出ってことですよね五十代最後の」

ご……さい……ご……

「夢から覚めましたか」

「現実見るちゅん」

あああああ

「現実ー」