入選とか
カクヨムがやっているカクヨム短歌賞というのがあってそれに応募しているのだけれど、これに関連して「カクヨム短歌塾」という企画をやっていたのですよね、運営が。全五回で、各回それぞれ異なるテーマが提示され、それに沿った作品をユーザーが投稿して、運営がその中からピックアップして記事の中で取り上げるという形で、賞の選考とは関係ないんだけど試みとしては面白いなと思って毎回参加してたんですが。賞の応募自体は9月1日で終了していて、短歌塾企画は7月28日から毎週月曜掲載で、第3回からは前々週に提示したお題の投稿作品を取り上げる形式で、第5回の掲載後は何の音沙汰もなくてすっかり忘れていたところ、今週(10月7日)急に記事があがってた。のに気がついたのが今日(10月10日)。というわけで少しまとめておきます。
お題で詠もう!カクヨム短歌塾 カテゴリーの記事一覧 – カクヨムからのお知らせ
運営の企画にタグもスラッグもないとこが凄いよな。ともあれ、これの第1回のお題のピックアップに取り上げられていまして。軽井めるがわたし。
【お題で詠もう!カクヨム短歌塾】その3「思考と情景を組み合わせよう」 – カクヨムからのお知らせ
第1回の一番めに取り上げられるなんてすごいじゃーん。つーかみんな書くと思ってたよこれ割と本気で。その後も毎回出されるお題にうんうん唸りつつ書いては出す日々でした。あのバカ暑い中よくやったもんだ。でもこれ物凄く勉強になりました、と思います、これまでこういう観点で作ったことなかったから。構成とかね。ほほー、って。他の人の作品読む時の参考にもなりました。で、今週出た第4回と第5回の作品紹介がこれ。
【お題で詠もう!カクヨム短歌塾】第4回・第5回の作品紹介+α – カクヨムからのお知らせ
わー?第5回の三首め、トリじゃないすか。ええー……、初回の頭とラストのトリですやん。いいんすかこれ。運営はそこまでチェックしてはいなかったのか。一回取り上げた人はもうなしかなと思ってたもんでびっくりしました。しかしいいのか。何度も言うけど。いいんすかこれ。コンテストの選考とは関係ないにしても。
とまあ、ひとしきりびっくりしたところで、そういやなんか順位がぴょっと上がってたときがあったかも、にしてもこれまで気がついてなかったのはカクヨムでもエックスでも何のリアクションもなかったからで、いや、ひょっとして何らかの形でアナウンスされたりしてないか?と思ってエックスをエゴサしてみたわけです。そうしたら。
えっ。なんだこれ。いや、なんだこれじゃないが。投稿してました。毎月短歌という企画に。9月の頭が〆切のやつで、順次結果が流れてきてたのはちらちら見てたんだけど。最近、エックスまともにタイムライン出さないじゃないですか。前の日寝てから朝起きるまでの流れがごっそり見えなかったり。タグで辿ろうにも遡行できなかったり。
……言い訳っすね。
パブサは怠ったことがないのに(はしたない)、自分の名前で検索しようだなんて思いもよらなかったよ。これからはたまにするよ。いや、そもそも誰とも繋がりがないからこうなるのでは。でもそうなるようにしてるからなあ。うーん。ともかく。
こんなに丁寧に言葉を尽くしてくださって、ありがたい……抒情文芸での小島ゆかりさんも、現代短歌社賞での阿木津英さんも、自分の作品を採ってくださる方はテクニックなどでなく読んで何かしら「あー」と感じ入るところがあったのかという書き方をされていて、今回の鈴木ベルキさんもそうですね、本当にありがたいことです。
嬉しいので魚拓とっちゃった(NHK短歌俳句のサイトが消えたのを根に持っている。テレビで使った画像そのままアップされててエヘヘってなってたのに。分かち書きは如何ともし難いとは言え)。
三首連作なんてどうやって書けばいいんだろうってしばらくぐぬぬってなってたけど、指で書けそうかなと思ったところに開放弦という語句に出くわしてこれなら成り立つかもと思った気がします。語ってんなあ。読み返すとあちゃーと思わなくもないけれどそれはいつも全ての作に思っていることなのでもういいことにする。もういい。もうちょっとなんとかならんか。もういいか。いやもうちょっと。この繰り返し。
書いてて楽しいと思ったことはひとつもないけれどこんなふうに読んでもらえると嬉しいと思うし書くしかないのでまた書けるといいなと思います。今は気圧がつらいなあ、台風も。
因みに、毎月短歌は深水英一郎さんという人がやっている。
深水英一郎(ふかみえいいちろう)プロフィール – by 深水英一郎(ふかみえいいちろう)
【連載】中山淳雄の「推しもオタクもグローバル」第16回 「創作」の民主化―Web1.0世代が築き上げたまぐまぐ、2ちゃんねる、ガジェット通信 | gamebiz
あー。なんか名前聞いたことあるかもと思ったらまぐまぐの人か。ガジェット通信の人か。未来検索ブラジルの人か。そういう人が今は短歌のプロジェクトにそれなりのリソースを割いているというのが面白いというかなんというか。
ネット月詠「毎月短歌」について – 次世代文学・次世代短歌™
投稿作はGitHubなどで共有ってのも面白いですよね、投稿の機会、きっかけとデータベースを作るのと。
余談。


石井ゆかりさんの星占いでこの時期何度となく「頑張ってきたことが認められる」的なことが書かれていて、そうは言ってもなんにもしてないし関係ないわなあと思っていたところでした。わー。もっと自分のやってることを大事にしような。でも、忘れてる方が結果が良かったりするのもまた事実、というか自分の傾向としてはそう。どーんと出してその場で忘れるくらいの方がいい。いつまでも覚えてるときは出来がどうこうより執着になっちゃってるから。そんな気がする。自我を抜けたところに何かあるんじゃん。ね。
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