日々

桜木紫乃「追悼文という虚構」抒情文芸第192号抒情文芸第192号

名前だけは知っている作家さん。作品は読んだことがない。けれど、このコラムは気になって少し検索してみるとふたつほどそのような記述に行き当たったので図書館でコピーをとってきた ...

日々

「あ」

「あ」

「あ」

「種さん……」

「なんの種だったちゅんか」

はい

「コーヒー」

種をひと晩水に浸けて蒔いたんだけどね

「どんなだか ...

日々

「今日はハロウィンちゅん」

「お菓子ください」

うるせえ

「ええー」

「いたずらしますよっ」

「カボチャさん光ってるちゅんか?」

日差しの加減でそう見えるんよね