20240101

「2024年、令和六年、元旦です」

「新年ー」

「開けたちゅん」

「新年担当の方もおいでですね」

「今年は辰年タツ」

「タツ」

「ここんちは敢えて記号的役割を引き受けるのが作法と聞いてるタツ」

「それはそうなんですが語尾的にタツってのはアリなんでしょうか」

「それを言ったらおしまいちゅん」

「甲辰、元旦、天赦日、一粒万倍日なんであんま細かいこと気にしてないタツ」

「スケールでかーい」

「それじゃまあそういうことで」

「パクチーさんはにょきにょきだしとうがらしさんも色付いてきてるしさくらさんも咲いていい年明けちゅん」

「山形のさくらなんですね」

「こないだいつも通りお花買いに行ったらちょうど出てたらしいちゅん」

「お花屋さんナイスタイミングタツ」

「一足早い春の訪れ、ですねえ」

「空も穏やかでいい年明けちゅん」

「ここからスタートするんですね」

「始まるタツ」

「始まるー」