創作

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第8回現代短歌社賞に応募した作品が予選を通過し、8首が現代短歌2021年1月号に掲載されました。 ほえー…… これ、短歌300首を章立てして自分で構成するというもので、友達が応募するというのでそんならいっちょやってみっかと思っ...
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美少女でべそ蘭 2

「はい、チャイムなってるよー、席に戻ってー」 新一年生というのはかわいいものだ。一度声をかけるだけでざわざわしながらもみんな席に着くのだから。これがいつまで続いてくれることやら、と担任の手塚は軽いため息をついた。 愛すべき子供達の期待に満...
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美少女でべそ蘭 1

運転手さんに捧ぐ 「きゃー、おへそが伸びてる!」突然の悲鳴に蘭の両親は一瞬顔を見合わせ、慌てて二階に駆け上がった。「どうした?」「大丈夫?」部屋の扉を開けるとベッドの上に蘭が座りこんでいる。「パパ、ママ、おへそが…」ゆっくりと振り返...
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美少女でべそ蘭 イントロダクション

(ハイペさんの日記から) 東京駅に到着したのがかなり時間ギリギリだったので速攻タクシーに乗り込む。「すっごい急いでいます!ビッグサイトにお願いします!」と言うと運転手さんがキラキラした笑顔で「コミックですか?」と聞くのでそうです、と...
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短歌の研究

悪漢の腹にワンパン食らわせてずらかる体で映画館出る居酒屋で丸椅子跨いでいる奴らサツかヤクザか借金取りか後ろには予想もしない黒幕がいるのだこんな揚げ浸しにも映画には人生すべて詰まってる君のあくびが止まらぬわけも大股で歩く路地裏始発までエンド...
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マンスリー2015

(一月三句)年明けて打てやブンブンサテライツ初日の出マッドカプセルマーケッツ武道館終えてすっくと冬の薔薇 (二月三句)立春が過ぎてからくる訃報あり抜歯してバレンタインの腑抜け面運休の電車過ぎ行く春時雨 (三月三句)桃の花にくき...
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マンスリー2014

※7月と12月しかありません。 ショーウインドウに釣り針釣り堀釣り船ガラスショーは始まらないここにない蝉の脱け殻を幻視する7月 (十二月三句)青蜜柑ひと房食んで鼻セレブ床上げてインフルエンザ外に干すエゴイスト孤独東京十二...
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私はパンツ ―ミカの勝負パンツ―

ここは何処わたしは誰……はっ。 気を失ってる場合じゃない。ここはアパートの一階のベランダに置かれた鉢植えの上。あたしはミカの勝負パンツ。洗濯後のあたしを干そうとしてたミカの手からえいやっと飛び出して着地したショックで気を失ってたみた...
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マンスリー2013

落ちる僕ら夢に この寄る辺ない存在を証するもの 華やかな終わりの扉が開かれる1月 今しかない今しかないと何度言い聞かせたか ごらんこれが今 羽ばたいた鳥たちの影がまた落ちる2月
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マンスリー2012

何を忘れたか思い出せない忘れたことすら忘れている いろんなことが特別でなくなっていて時々それに気が付いて 諦めることと失うことは同値ではないと思う1月 ベルが鳴る目を逸らす僕らの朝 額縁の向こうからやってくる...
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